「ジビエ料理はなんだか難しそう」
「焼き加減の調節が苦手で、失敗してしまう」
豚肉や牛肉と違い、鹿肉は火を通しすぎると硬くなりやすいお肉です。その分焼き料理が難しく断念してしまうケースも少なくありません。
そこで本記事では、鹿肉を使った煮込みレシピを紹介します。焼き料理よりもハードルの低い料理を紹介しているため、ぜひご覧ください。
どれもご家庭で作れるレシピを掲載しています。普通の鍋があればできる煮込み料理なため、気軽にチャレンジしてみましょう。
鹿肉のもみじ鍋
シンプルな調理方法で、昔から日本で親しまれてきた鍋料理です。通常の鍋料理と作り方は大きく変わらないため、まずはこれからチャレンジしてみましょう。
材料
- 鹿肉 300g(薄切りスライス)
- もやし 1袋
- 白菜 ⅙
- にんじん 1/2本(千切り)
【合わせ調味料】
- ニンニク 適量
- 醤油 適量
調理方法
- 調理前日に、ニンニク醤油を作っておく(醤油にスライスしたニンニクを漬け込み、冷蔵庫で1日おく)
- 切った白菜を入れそのほかの野菜も全て入れて煮込む
- 野菜に火が通ったら鹿肉を入れて、肉に火が通ったら完成
鹿肉は火を通しすぎると硬くなってしまうため、煮込み過ぎにご注意ください。
鹿すね肉・アキレス腱のポトフ
ハーブを使い、香りづけをしているため、優しい味わいが特徴のポトフになります。特にコラーゲンを多く含むため、滋養、美容を求める方におすすめです。
材料
- 鹿のアキレス腱つきのすね肉 1本
- 粗塩 50g
- フレッシュタイム 1枝
- ローリエ 2枚
- ニンニク 1欠片(薄切り)
- ニンジン 1/4本
- キャベツ 1/8個
- たまねぎ 1/4個
- カブ 1個
- 唐辛子 1本
調理手順
- すね肉をジップロックに入れ、粗塩、フレッシュタイム、ローリエ、ニンニクを加えてよく揉み込む
- ジップロックごと冷蔵庫に入れて1日漬け込む
- 翌日、すね肉を取り出し軽く水洗いする
- 鍋に水とすね肉を入れ、ゆっくり加熱する
- 1時間後、ニンジン、キャベツ、たまねぎを入れてさらに煮る
- 野菜が煮上がる10分ほど前にカブと唐辛子を入れ込み、十分火が通ったら完成
鹿肉のワイン煮込み
鹿肉の濃厚な味わいを楽しめる煮込み料理。ワインを使用しているのでお酒に弱い方はご注意ください。
材料
- 鹿肩肉 675g(一口大に切ったもの)
- オリーブオイル 大さじ3
- エシャロット 4個(半分に切る)
- セロリの茎 2本(みじん切り)
- ニンジン 1本(みじん切り)
- ニンニク 2かけら(みじん切り)
- 小麦粉 大さじ2
- 粉末ナツメグ 小さじ½
- 粉末オールスパイス 小さじ½
- 塩、黒コショウ 適量
- レッドカラントジャム 大さじ4
- オレンジの皮のすりおろしと果汁 1個分
- 赤ワイン 300ml
- ビーフストック 150ml
- ベイリーフ 1枚
調理手順
- オーブンを150℃に予熱する
- オリーブオイル大さじ1を鍋に入れてエシャロット、セロリ、ニンジンを3分間炒める
- ニンニクを加えてさらに2〜3分炒めて、野菜を取り除き脇に置く
- 小麦粉、ナツメグ、オールスパイスを大きめのポリ袋に入れ、鹿肉に塩胡椒を多めに振ったのち、ポリ袋に入れた粉を鹿肉全体にまぶす(ふるいにかけ、余分な小麦粉を落とす)
- オリーブオイル大さじ2を鍋に入れ、肉を加えて全体に焼き色がつくまで中火で8~10分炒め、終わったら肉を取り出し脇に置く
- レッドカランとジャム、オレンジ皮と果汁、ワイン、スープストック、ベイリーフを鍋に加えた後、塩胡椒をふってジャムが溶けるまで混ぜる
- 野菜と肉を鍋に戻し、よく混ぜて弱火にする
- 蓋をして、オーブンで2時間~2時間半ほど加熱し、肉が柔らかくなったことを確認する
- ベイリーフを取り出し、ジャガイモとセロリの茎を加えて完成
まとめ
鹿肉は日常の食卓に取り入れても、違和感のない美味しい食材です。ジビエ料理はハードルが高いイメージがありますが、煮込み料理は比較的簡単にできます。
ハーブなどは普段使わないものもあるかもしれませんが、臭みを取ってくれたり、食欲をそそる香りをつけてくれたりとジビエ料理の強い味方になってくれます。この機会にぜひ取り入れてみてください。
シューティングサプライでは、この他にも鹿肉を使ったレシピを多く公開しています。これからジビエ料理を始めたい方にとって作りやすい物を選んでいるため、ぜひ参考にしてください。
狩猟のギモン、YouTubeでお答えします
シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。
「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」
上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
コメントを残す