「女性で狩猟している人っているの?」
「なんだか怖そうなイメージ…でも少し興味がある」
最近では、女性の猟師も珍しくありません。体格的な違いはあれど、狩猟を楽しむ気持ちはどんな性別であろうと共通です。
実際、お店に来ていただくお客様の中にも女性の方は結構いらっしゃいます。
今回は、男性の趣味と捉えられがちな狩猟の誤解を解くべく、狩猟の魅力を改めて紹介します。
これから狩猟を始めたい方向けに、どんな準備が必要かも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
狩猟は男性・女性問わず人気
狩猟は近年、人気になりつつあります。
都会では「週末猟師」と呼ばれる方も増え、平日は会社員、土日は山に狩りに出かけるという方も少なくありません。
最近では女性の猟師も増え、YouTubeや狩猟雑誌で見かける機会も増えました。元々看護師をやられていて、そこから狩猟の世界に、という方もいるほどです。
射撃も体力を競うスポーツではないので男女平等に行えますし、狩猟に関しては逆に女性の方がへっちゃら、といったお話もあります。
(あまり詳しくは書きませんが、血液を見慣れている、見慣れていない、といったところです)
では、男女問わず人気の狩猟にはどんな魅力があるのでしょう?次の項目で紹介します。
狩猟の魅力
狩猟の魅力は、大きく以下の通りです。
- コミュニティに参加できる
- ジビエ料理を楽しめる
- 地域の役に立つ
コミュニティに参加できる
狩猟は地方ごとにコミュニティがあり、特殊な趣味であることから仲良くなりやすい特徴があります。
先輩ハンターからは狩猟のことだけでなく、獲物の肉のお裾分けが貰えることもしばしば。日常ではできないマニアックな話ができるのも狩猟の魅力の一つです。
ジビエ料理を楽しめる
解体を学べば、ジビエ料理を楽しめるようになります。スーパーで購入すると高くなりがちな鹿肉や猪肉などの高級肉を、自分で獲って自分で調理できるようになるということです。
ジビエ料理は難しそう、と感じるかもしれませんが、自宅でできる料理も数多くあります。シューティングサプライのサイトでも、レシピ記事を掲載しているので良ければチャレンジしてみてください。
ちなみに鹿肉は低カロリー高タンパクでダイエットに、熊肉はコラーゲン豊富で美肌効果にと、実は女性の味方なお肉たちです。
地域の役に立つ
地域によっては、鹿や猪によって農作物に被害が出ているところもあります。動物の命を奪うことは心苦しいですが、人々の生活のバランスを保つために狩猟は必要なことでもあります。
特に困っている地域では報奨金が出ることもあり、農作物の被害を減らすために猟友会に依頼が来ることも珍しくありません。
自分が住んでいる地域の役に立つ、というモチベーションで狩猟を始める人もいます。
女性がこれから狩猟を始めるには
これから狩猟を始めるには、銃の所持許可を取得することと、狩猟免許に合格する必要があります。それぞれ見ていきましょう。
銃の所持許可の取得
銃の所持許可とは、銃を持つために必要な許可証です。一つの銃につき、一つの許可が必要になります。
申請すれば貰えるものではなく、講習や試験に合格することで得られるため、費用と時間がかかることが特徴です。
また、試験の中には実際にクレーという標的を射撃する実射試験もあります。ここまで聞くとハードルが高いように聞こえるかもしれませんが、銃を持つ全ての人が突破している試験です。しっかり準備すれば合格に近づきます。
詳しい内容については、以下のページにまとめてありますので、参考にしてください。
p=43
狩猟免許の取得
狩猟免許は以下の流れで取得します。
- 自治体に狩猟免許申請書を提出する
- 狩猟免許予備講習会を受ける(任意)
- 試験会場で狩猟免許試験を受ける
- 合格後の手続き
狩猟免許予備講習会は任意ではあるものの、実際の試験にかなり近い内容を教えてくれます。特に実技試験(銃の取り扱い)は、引き金に指をかけると一発アウトなどシビアな試験です。
事前に注意点をおさえておき、模擬中を触りながら練習しておくことで合格率アップに繋がるため、極力参加をおすすめします。
狩猟免許について、必要書類や試験概要については以下の記事にまとめてあります。併せてご覧ください。
まとめ
狩猟は男性の趣味というイメージがあるかもしれませんが、最近では女性猟師も増えYouTubeや狩猟雑誌などで多く見かけます。
ジビエ肉はダイエット向きだったり、美肌効果が期待できたりと、悩みに嬉しい効果をもたらしてくれます。
銃の所持許可や狩猟免許などのハードルはありますが、他ではできない経験と楽しみがある狩猟の世界に、一歩踏み出してみませんか?
シューティングサプライでは、これから狩猟を始めたい方向けの情報を多く発信しています。全て無料で公開していますので、まずは必要な情報を集めて準備しましょう。
狩猟のギモン、YouTubeでお答えします
シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。
「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」
上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
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