ヘッケラー&コッホの歴史と有名な銃を解説!日本で持てるライフルも紹介します

本記事では、ヘッケラー&コッホについて解説します。歴史から有名な銃、日本でも所持できるおすすめの銃を紹介しておりますので、銃メーカーに興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

ヘッケラー &コッホ(H&K)とは

出典:HK-USA.com

ヘッケラー&コッホはドイツの銃器メーカーであり、非常に有名なメーカーです。製造した銃器の型番が「HK」から始まることも特徴で、独自のブランドを築き上げました。

具体的な銃は後述しますが、世界の特殊部隊や対テロ部隊など、ハードな局面に対応する組織に採用されるほどの技術を持っています。

ヘッケラー & コッホの歴史

ヘッケラー&コッホは、1950年に設立されました。老舗銃器メーカーであるモーゼル社を退職した以下3名が創設メンバーです。

  • エドムント・ヘッケラー
  • テオドール・コッホ
  • アレクス・ザイデル

実はヘッケラー&コッホは、当初ミシンメーカーでした。1956年にドイツ連邦軍が創設され、軍用銃火器の製造を開始します。

1991年にイギリスのロイヤル・オードナンス社に買収されるものの、2020年にドイツのグループ企業に再度買収され、本拠地をドイツに戻します。

ヘッケラー & コッホの有名な銃

ここではヘッケラー&コッホの有名な銃について紹介します。ほとんどが日本では所有できないためご注意ください。

USP

USPはヘッケラー&コッホを代表するハンドガンで、9×19mmパラベラム弾のほか、.45ACPの使用も可能です。

マニュアルセーフティがついており、それまでに使用されていたM1911と同様の操作が可能。ハンドガンでは世界で初めてタクティカルマウントを標準装備し、拡張性の高い銃としても人気を博しました。

MP5

MP5はサブマシンガンの中でも特に有名な銃です。基本的には9×19mmパラベラム弾を使用し、命中精度が高いことで人気を博しています。

主に特殊部隊、対テロ組織で使用されますが、日本のSAT(日本警察の特殊急襲部隊)でも使用されています。

バリエーションが豊富で、長く愛され続けている名銃です。

G36

G36はアサルトライフルで、ドイツ軍に正式採用されました。5.56mm×45弾を使用するものの、小型のモデルもあり取り回しの良い銃です。

外装のほとんどを強化プラスチックで覆っており、汚れに強い点や動作不良が少ない点など信頼性の高さが人気の理由です。

PSG-1

PSG-1は対テロ用を意識して作られたセミオートのスナイパーライフルです。フリーフローティングバレルを採用しており、オートマチックライフルでありながら命中精度が高い特徴を持ちます。

日本で使用できるのは、一部の散弾銃・ライフル銃なため、次の項目で紹介します。

ヘッケラー & コッホのおすすめ銃

日本でも所有できるヘッケラー&コッホの銃を紹介します。

ヘッケラー&コッホ HK940 30-06

30-06を使用しているため、威力が十分かつ、弾の入手がしやすいため実用的な銃と言えます。

純正マウントベースはワンタッチで取り外し可能かつ、精度が高いためズレが生じにくいことが特徴です。

ローラーロッキングというやや珍しい方式を採用しており、動作が滑らかで高い命中精度を誇ります。構造が複雑で生産コストが高いため、近年では中々見ない方式です。

ヘッケラー&コッホ HK940 30-06をみてみる

まとめ

ドイツの銃器メーカー、ヘッケラー&コッホの銃は名銃揃いです。その信頼性は世界各国の特殊部隊や対テロ組織で使われるほどで、日本でもSATなどが採用しています。

日本でも一部のライフルであればヘッケラー&コッホの銃を所持できるため、世界に轟く銃器メーカーの名銃を手にしてみたい方はぜひご検討ください。

シューティングサプライのブログでは、ヘッケラー&コッホ以外にも多くの銃メーカーについて解説しています。気になるメーカーやお気に入りのメーカーの歴史をぜひご覧ください。

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