モスバーグのM500コンボについて紹介します。アメリカの軍や警察で使われるほど信頼性と実用性が高い散弾銃ですので、ぜひご覧ください。
詳細は後述しますが、狩猟やクレー射撃、そしてハーフライフルとしての狙撃を楽しみたい人にとってはかなり有用な銃ですので、まずは特徴から見ていきましょう。
モスバーグM500コンボの特徴
モスバーグM500コンボの特徴は、なんと言っても散弾銃とハーフライフルを切り替えられるところ。やり方は銃身を変えるだけです。
替え銃身は注文時に選択可能で、片方の銃身はリブ銃身であり、スムースボアであるため、通常の散弾やスラグ弾の射撃が可能。もう片方の銃身はハーフライフル(半分に腔線が彫られている)であるため、サボットスラグの射撃が可能です。
交換チョークやチョークレバーも付属しており、これ一丁で鳥猟・鹿猟・クレー射撃とマルチに行えるお得な銃でもあります。
ブローニング B2 12-27.5”スキートを見てみるモスバーグM500コンボの狩猟での実力
モスバーグ500コンボは狩猟シーンにメリットをもたらします。
有効射程
有効射程は、獲物と銃身、弾の種類によって異なります。例えば以下の通りです。
条件 | 有効射程 |
ハーフライフル銃身でエゾシカを撃つ(サボットスラグ弾使用) | 150m |
リブ銃身でエゾシカを撃つ(スラグ弾使用) | 50m |
リブ銃身でカモを撃つ(3号弾 フルチョーク使用) | 50m |
上記の通り、獲物と銃身、弾により大きく異なります。ここに加えて、猟場の環境や射手の腕によっても左右されます。
店頭やお問合わせにて、何の獲物を獲りたいか、どんな銃・弾を使う予定かを教えていただければ、アドバイスさせていただきます。
北海道などの寒冷地でも活躍する
ポンプアクションであることから、作動の信頼性が高いです。これは北海道などの寒冷地で使用する際は大きなメリットです。
通常のセミオート式散弾銃ですと、-10℃を下回る日は銃の機関部の動きが鈍くなることがあります。そのような過酷な状況下でも、ポンプアクションは比較的動作しやすいので活躍のシーンが多いです。
モスバーグM500コンボを購入する時の注意点
モスバーグM500コンボを検討しているなら、以下の2点に注意しましょう。
- ハーフライフルとして使うなら、スコープ倍率を確認する
- 番径を確認する
1.ハーフライフルとして使うなら、スコープ倍率を確認する
最初から付属しているスコープは販売店により異なる可能性があります。狭い猟場、短い距離での射撃を行うのであれば低倍率のスコープが有効ですし、北海道など広い猟場であれば高倍率のスコープが必要です。
当店シューティングサプライはメーカー設定で付属している「2.5×20」のスコープを取付しております。広い猟場で鹿を狙撃する時などでも使えるスコープです。
ただ、2.5倍固定ですので遠い距離になると少々目標物が小さく見えるかもしれません。スコープのグレードアップもご相談にのります。
スコープのマウントレールについては、ハーフライフル銃身の方にあらかじめ搭載されているため、後付け不要です。
2.番径を確認する
モスバーグM500コンボには、12番と20番の銃身が存在します。確認せずに弾を購入してしまうと、弾が使用できなかったり、思わぬ事故に繋がったりとデメリットばかりです。
購入時には必ず番径を確認しましょう。シューティングサプライでは、12番か20番どちらかお好きな方を選択いただけます。
まとめ
モスバーグM500コンボは銃身を切り替えることで散弾銃・ハーフライフルを切り替えられる銃です。ポンプアクションであることから、寒冷地でも信頼性の高い排莢を実現しています。さらに、交換チョークが付属しているためクレー射撃でも使えるのが嬉しいポイント。
ハーフライフル銃身にはスコープのマウントレールも搭載されており、多くの場合でスコープも付属しているので購入してそのまま使用できるのも魅力の一つです。
ただし、スコープの倍率が自分が行く猟場と適しているか、番径が自分の望んだものになっているかを事前に確認しましょう。
シューティングサプライではこの他にも多くの銃の魅力を紹介しています。銃選びの参考にぜひご覧ください。
狩猟のギモン、YouTubeでお答えします
シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。
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