銃の所持許可が下りない人ってどんな人?ある理由が当てはまると絶対に持てません

猟銃・空気銃を持つには、銃の所持許可が必要になります。しかし、ある理由を元に所持許可が下りないというケースを多く耳にします。

そこで今回は、銃の所持や狩猟の制度に詳しい銃砲店シューティングサプライが猟銃・空気銃の所持許可が下りない人のケースを解説していきます。

特に注意が必要なポイントについても解説していますので、これから散弾銃を持ちたい方はご一読ください。

銃の所持許可下りない人は「欠格事由」に当てはまる人

猟銃・空気銃の所持許可が下りない人の多くは「欠格事由」に当てはまっている人です。まずは一覧を見ていきましょう。

【銃を持てない欠格事由】
  • 20歳未満である
  • 自己破産して復権していない
  • 住所が不定である
  • 精神疾患を持っている(うつ病や認知症等、家族含む)
  • アルコールや大麻等、薬物中毒である
  • 自殺する可能性があると判断される
  • 他人の生命や安全を害すると判断される(暴力団関係者や反社会勢力に属する等含む)
  • 禁錮刑以上の刑執行後、5年を経ていない
  • DV、ストーカー行為を警告され3年を経ていない
  • 銃砲所持許可における申請書に虚偽の記載、又は事実を書かなかった場合
  • 自殺志望者、薬物中毒者等と同居している

簡単に言い換えると、銃を所持することが危険な人は持てない、というルールです。

銃の所持許可を申請する際には、医師の診断書が必要であり、自宅や店舗にガンロッカーの設置が必要など多くの条件があります。取得の流れについては以下の記事でも解説していますので参考にしていただけると幸いです。

銃の所持許可には同居人の理解も必要

先ほど紹介した欠格事由以外にも、重要となってくるのが同居人の理解です。例えば、同居している両親が「銃は危ないので息子に持たせたくない」と言ってしまうと、所持許可が下りない可能性が非常に高くなります。

銃を所持する際はご家族で話し合い、全員の同意を得た上で手続きを進めるようにしましょう。また、地域によっては近隣住民の同意が必要な場合もあります。ご近所トラブルがある場合、所持が難しくなることもあるため注意が必要です。

その他地域の細かいルールの把握方法:地元の銃砲店に聞く

北海道であれば、私たちシューティングサプライの店頭でご質問ください。特に旭川近郊で銃の所持許可を手に入れたい方は試験や実際の猟、射撃に関するノウハウまでお伝えできます。

営業時間 9:00〜18:00
定休日 日曜日
連絡先 0166-63-5210
住所 〒070-8044 北海道旭川市忠和4条6丁目3−5
駐車場 あり(3台程度)

 

銃の所持許可が更新ができないこともあるため注意!

銃の所持許可は、一定期間ごとに更新が必要になります。通常は取得から3回目の誕生日が満了する2〜3ヶ月前に更新することになりますが、この時に銃の所持許可が取り消されてしまう場合があります。

原因として多く挙げられるのが、3年以上使用していない「ねむり銃」があること、銃・火薬の保管が適切ではなかったこと、取得後に欠格事由に当てはまったことなど。

つまり、銃の所持許可取得時に注意していれば良いということでは無く、持ち続けるには欠格事由に当てはまらず、適切な管理・運用を維持し続ける必要があるということです。

まとめ

今回は猟銃・空気銃の所持許可が下りない人を中心に銃の所持許可についてお話しました。銃の所持許可を取得したい場合は、欠格事由に当てはまっていないことを確認し、同居人及び近隣住民の理解を得てから申し込みを行いましょう。

シューティングサプライでは、この他にも銃や狩猟に関する資格取得のための情報を多く公開しています。不明な点は店頭でのご質問も受け付けておりますので、まずは記事の中から情報を手に入れてください。

 

狩猟のギモン、YouTubeでお答えします

シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。

「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」

上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

youtubeチャンネル「シューティングサプライ渡辺店長」はこちら

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