狩猟免許の補助金について解説!知らないと数万円単位で損をする耳寄りな情報を紹介

「狩猟免許の補助金があるって聞いたけど、手続きが難しそうで…」

自治体から発表されている要項は難しい言葉だったり、規則のようなものが書かれていたりで読み解くのが難しいですよね。

そこで今回は、狩猟免許に関するお悩みを多く解決してきた銃砲店シューティングサプライが、狩猟免許の補助金について解説します。

補助金の有無や細部は各自治体によって異なります。今回は、北海道の旭川市の令和4年版を例に見ていきましょう。

※現在は募集が終了している補助金です、最新版が出ましたら別途お伝えしますので、あくまで参考としてご覧ください

補助金で20,000円前後安くなる(自治体により異なる)

旭川市であれば、25,000円を上限として、申込手数料や試験の受講料など対象となる経費に補助金が出ます。

金額は自治体によって差があり、北海道内でも異なります。例えば以下の通り。

  • 士別市:第一種取得に60,000円の補助金
  • 厚真町:第一種または第二種取得に11,000円の補助金
  • 倶知安町:対象となる経費を80%補助
    など

補助金の条件と対象となる試験・講習

旭川市の場合「第一種銃猟免許試験」のみ対象となっています。つまり、散弾銃やライフル銃で猟をする人向けの補助金というわけです。

また、補助金が得られるのは合格した人のみで、有害鳥獣駆除目的で所持許可を持っている人のみになります(クレー射撃のみなどでは補助金が降りない)。

自治体ごと、補助金の対象となる内容が異なっており、旭川市だと以下のものが対象になります。

区分対象経費
第一種銃猟免許の取得に係る経費免許試験申請手数料予備講習会受講料医師の診断書料
狩猟者登録に係る経費狩猟者登録手数料
銃砲所持許可に係る経費猟銃等講習会手数料教習資格認定申請手数料医師の診断書料銃猟用火薬譲受許可証申請手数料射撃教習受講料所持許可(更新)申請手数料

参考:令和4年度旭川市狩猟免許取得支援補助金のお知らせ

以上のように、狩猟免許〜銃の所持許可までほとんどの部分で補助金を適用できます。

補助金を申し込むのに必要な書類

ここでは、狩猟免許の補助金を申し込むための書類を見ていきましょう。

狩猟免許に関する補助金の必要書類
  1. 旭川市狩猟免許取得支援補助金交付申請書一式
  2. 狩猟免許の写し、銃砲所持許可証の写し、狩猟者登録証の写し(申請する場合のみ)
  3. 補助対象経費に係る領収書の写し
  4. 納税証明書(市役所総合庁舎で取得、市税に滞納の無いことの証明)

この中でも忘れがちなのが領収書です。各試験や、講習の時に確実にもらうようにしましょう。

必要書類が揃ったら、市役所に持参するか郵送になります。住所は以下の通り。

〒070-0825 旭川市6条通9丁目旭川市役所総合庁舎8階 環境部環境総務課環境保全課

注意が必要なのは、合格してから補助金が申請できるということ。キャッシュバックのようなイメージですね。

合格までは自腹&自力で進める必要がある

先ほどお伝えした通り、補助金はあくまで合格者のみが利用できる制度です。合格までは自腹かつ自力で望まねばなりません。

狩猟免許の取り方や難易度については、それぞれ以下の記事で解説しているので、合格率を高めたい、手続きをスムーズに進めたい方はご覧ください。

まとめ

今回は旭川市の制度を例に、狩猟免許の補助金について解説しました。市町村規模で補助金の内容が異なるため、詳しくは自治体のホームページをご覧ください。

お住まいの地域の補助金については「狩猟免許 補助金 街の名前」で入れると検索に出てきます。

また、北海道で狩猟免許を取りたい方は以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

 

狩猟のギモン、YouTubeでお答えします

シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。

「鹿を仕留める時のコツはある?」
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