ライフルの弾速はどれくらい?速さの見方や威力を身近な例で徹底解説!

ライフルの弾は、弾速がかなり速く、命中精度が高いことが特徴です。では、実際どれくらいの速さで、どれほどの威力なのでしょうか。

この記事では、ライフル銃を販売する銃砲店「シューティングサプライ」が、ライフルの弾速について速さの見方や威力を身近な例に例えて徹底解説します!

日本には通常のライフルと、散弾銃に分類されるハーフライフルがありますので、それぞれ見ていきましょう。

ライフルの弾速はジェット戦闘機と同じくらい

一般的なライフルの弾速は、約1,970~3,280フィート/秒(秒速600〜1000m)程度です。これはマッハ2を越える速度であり、ジェット戦闘機と同じくらいの速さ。

ハーフライフルの弾速は、通常のライフルと比較してやや遅めで、約1,000~2,000フィート/秒(秒速300〜600m)程度となります。遅めと言いつつも音速であり、新幹線の約4〜9倍の速さです。

どちらも目では追えず、発砲から1秒以内に着弾することがほとんど。

※ただし、ライフルの弾速はライフル、弾頭、薬莢容積などにより異なります

速度の見方

弾速は、銃から発射された弾丸が1秒間に進む距離(フィート)で表されます。単位は フィート(feet)/秒です。

メートル法を使ってm/s(メートル毎秒)で表されることもありますが、日本で発刊されている雑誌やカタログではフィートが使われていることが多いです。

余談ですが、1フィート≒0.3mです。

ライフルの威力は100m〜200m先からでも動物の頭部を打ち抜ける

ライフルの威力は、弾速や弾丸の重さ、弾丸の形状などによって変化します。一般的に、弾速が速く、弾丸が重いほど威力が高くなります。

ここでは、狩猟で使われるライフル弾について表で見てみましょう。

ライフル弾の種類  ジュール   身近なものの例    
.223 レミントン 約1,700ジュール プロの野球選手が時速約180kmで投げる速球の威力
.308 ウィンチェスター 約3,500ジュール 小型車が時速約30kmで衝突する際のエネルギー
7mm レミントンマグナム 約4,500ジュール 大型バイクが時速約80kmで衝突する際のエネルギー
.338 ラプアマグナム 約6,800ジュール  中型車が時速約40kmで衝突する際のエネルギー

イメージがつきやすいよう海外の動画で、動物を実際に射撃しているものも紹介します。ただし、かなりショッキングな映像ですので、ご視聴は自己責任でお願いします。

 

次に、おすすめのライフル銃・ハーフライフル銃を紹介します。

おすすめのライフル銃

ここではおすすめのライフル銃・ハーフライフル銃を紹介します。日本では散弾銃を持ってから10年経過しないと、ライフルの所持許可が降りないため、初めて銃を手にする方はハーフライフルをご覧ください。

ウェザビー マークⅤ 300Wbymag

中古ライフル銃 ウェザビー マークⅤ 300Wbymag

 

ハイパワーなライフルであり、.300ウェザビーマグナムという弾を使用する銃になります。反動は大きいですが、.300ウィンチェスターマグナムよりも平均200フィートほど速いことが特徴で、獲物を仕留める確実性が上がります。

 

中古ライフル銃 ウェザビー マークⅤ 300Wbymag

サベージ M220カモステンレス

 

こちらはサベージのボルトアクションハーフライフルです。サボットスラグ弾を発射でき、販売時にはスコープも付くためシカなどの狙撃をしたい方におすすめの銃です。

チークピースやパットプレート調整可能、着脱式のマガジンを装備しているなど、山の中でも非常に使い勝手の良い銃です。

ただしライフリングがある分バラ弾の発射は苦手で、実質的にサボットスラグ専用銃な点にご注意ください。

在庫あります※新散弾銃 サベージ M220カモステンレス スコープ等付属品セット

ブローニング A-ボルトショットガン 12Ga

 

かなりクラシカルな見た目のハーフライフル銃です。実は日本におけるブローニング銃は、日本メーカーであるミロクで作成しており非常に信頼度の高い技術で作られていることが特徴。

ボルトアクション式の散弾銃で、もちろんスコープが搭載可能。サボットスラグ弾を使用しての射撃は高い命中精度を誇ります。

新銃 ブローニング A-ボルトショットガン

コラム:最速のライフル弾

ライフルの状態や弾頭重量や火薬によって速度が変わりますが、市販されている弾の中では.223WSSM(ウィンチェスタースーパーショートマグナム)が最速レベルの弾になります。

その速さ4,000フィート/秒越え。世界最速の航空機でさえ3,240フィート/秒で追いつけません。

そんな速度で弾を発射するわけですから、当然銃身の寿命は縮まります。308Win等で通常の射撃であれば7,000〜8,000発撃てますが、4,000フィート/秒で射撃すると100発で銃身寿命が来てしまうほど。

ロマンはありますが、お財布に厳しい弾ですね。

まとめ

今回はライフルの弾速について解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。

  • ライフルの弾速は約1,970〜3,280フィート/秒、ジェット旅客機と同じくらいの速さ
  • ハーフライフルの弾速は約1,000〜2,000フィート/秒、新幹線の約4〜9倍の速さ
  • ライフルの威力は100m〜200m先からでも動物の頭部を打ち抜ける
  • 弾速と威力は弾丸の種類や重さ、形状などによって異なる

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ライフル・ハーフライフルについて持ってみたい!今困っていることがある!などお悩みがありましたら、旭川市の「シューティングサプライ」にご相談ください。

営業時間 9:00〜18:00
定休日 日曜日
連絡先 0166-63-5210
住所 〒070-8044 北海道旭川市忠和4条6丁目3−5
駐車場 あり(3台程度)

狩猟のギモン、YouTubeでお答えします

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「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」

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