「猟銃の値段に結構差があるけど、値段によって性能が違うの?」
そのような疑問を持たれた方に向けてこの記事を書かせていただきました。
猟銃の新品・中古販売を行っている銃砲店「シューティングサプライ」が、猟銃の値段の目安と、それぞれの価格帯における銃の紹介をさせていただきます。
リーズナブルな猟銃が気になる方はもちろん、様々な種類の銃を見てみたい方にも楽しんでもらえる記事かと思いますので、ぜひご覧ください。
それでは、早速見ていきましょう。
猟銃の値段は新品で20万円〜30万円のものが多め
猟銃の値段はピンキリですが、一般的には新銃で「20万円〜30万円」程度のものが多めです。
中古銃に関しては、安いものであれば3万円台から購入可能と、エントリーにはもってこいのお値段です。
中古銃の中でも高めなのは「クラシック銃」。装飾が施されていたり、歴史的な価値が高かったりととにかく値段がつくものが多いです。シューティングサプライで取り扱っている商品の中にも中古で「100万円」を超える銃があります。
では具体的にどういった銃があるのか?価格帯毎に見ていきましょう。
初心者用から高級な猟銃まで紹介
ここではシューティングサプライで実際に販売しているものの中から、価格帯別に猟銃を見ていきましょう。中古銃を中心に紹介しているため、市販の価格より安い値段になっています。
数万円台のエントリーモデル
まずはリーズナブルなエントリーモデルから紹介しましょう。スタンダードな散弾銃と、クレー射撃用の銃です。
レミントン 11-96 12-28”交換チョーク式 77,000円
スタンダードな散弾銃ですが、実は少し珍しいモデル。日本の輸入代理店が輸入しなかったため、日本では数が出回らなかった銃です。交換チョーク式の銃であり、飛距離やパターンの調整ができます。以前のモデルよりもややスリムで軽量、セミオートであるため狩猟で使いやすい銃になります。
中古散弾銃 レミントン 11-96 12-28”交換チョーク式
ミロク 2800 12-30”トラップ 88,000円
クレー射撃の中でも、トラップ射撃に特化したミロクの銃です。日本製であるため頑丈かつ繊細に作られており、信頼性の高いことが特徴。上下二連の散弾銃を使ってみたい人の入門にオススメです。
数十万円台
次に数十万円台のミドルクラスの銃をご紹介。エアライフルとハーフライフルを紹介します。
デイステート エアレンジャー 5.5mm 242,000円
こちらはプリチャージ式のエアライフル。5.5mmですが、パワーがあり、大きめの鳥類やシカの止め差しにも使用できる銃になります。スコープは6倍〜24倍で調整可能、エアライフルであるため弾が比較的安価と、週末ハンティングを楽しむには最適の銃の一つです。
サベージ M220 20-22”ハーフライフルド 165,000円
中古であればハーフライフル16万円ちょっとで手に入ります。ハーフライフルは遠く(60m先)にいる大型動物も狙える銃で、サボットスラッグ弾を使用した時の威力は凄まじいものです。スコープ付きでもこのお値段なので、年数的にライフル所持はできないけれどボルトアクションを使いたい人にもオススメです。
【SOLDOUT】中古散弾銃 サベージ M220 20-22”ハーフライフルド
百万円台
最後に百万円台の銃を紹介しましょう。美術品のような銃と、実用のライフルをそれぞれ紹介します。
SKB M8000 12-30”トラップ 1,100,000円
シューティングサプライにある中でもトップクラスに高価な銃で、美しい彫刻が入ったSKBの散弾銃です。トラップ銃ですが、美術品としての価値が高いため実用より観賞用の銃と言えます。
サージェン 1581XL 300PRC 1,320,000円
こちらは実用で100万円を超えるライフル銃。地球上の銃で最も頑丈と言われるほどの機関部を装備し、300PRCを発射できるライフルです。600m以上でヘッドショットが可能なほどカスタムしたライフルになります。
猟銃は値段の差で何が違う?
猟銃自体の差は、値段よりもメーカーで顕著に現れます。高ければよく当たるというわけではありません。
狩猟ではシカ撃ちなのか鳥撃ちなのか、クレー射撃ではトラップ射撃なのかスキート射撃なのかで選ぶ銃も変わって来ますから、安い中古銃だったとしても十分に活躍の場があります。
まずはそれぞれのメーカーの特徴を知り、使用者の多い銃から手に入れてみるというのもオススメの方法です。
以下の記事では、シューティングサプライで「この会社は人気です!」といったランキングを紹介しています。これから猟銃を手に入れようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
では、猟銃を選ぶ時のポイントも押さえておきましょう。
猟銃を選ぶ時のポイント
猟銃を選ぶ際、最も大切なのは「何に使うか」です。先ほど紹介した通り、シカ撃ちの散弾銃とクレー射撃での散弾銃では大きく異なります。
せっかくなので、狩猟・クレー射撃それぞれのポイントを見ておきましょう。
狩猟で銃を選ぶ場合
狩猟で銃を選ぶポイントは、「獲物を決める」ことです。例えば以下の通り。
- シカなどの中型動物:散弾銃
- カモなどの鳥類:エアライフル
- 遠くのクマなどの大型動物:ハーフライフル
まず銃の種類を選び、次に「可動部がスムーズに動くか」「スコープや照門・照星は見やすいか」「弾の番径は何番か」という細かい部分を見ていきます。
銃によって使える弾の種類も異なりますので、知らずに銃を購入すると「え、この弾使えないの!?」となるケースもあります。弾については以下の記事で解説していますので、銃の購入前に一度ご覧ください。
クレー射撃で銃を選ぶ場合
まず、クレー射撃には「トラップ射撃」と「スキート射撃」という競技があります。簡単に言えば、銃を構えてからクレーを撃つか、クレーが飛んできてから銃を構えるかの違いであり、以下のポイントが重要になります。
- トラップ射撃:構えた時安定するか、上下二連の場合チョークの絞りが上の方がキツくなっているか
- スキート射撃:すぐに構えられるか、銃床が引っかからないか
細部クレー射撃に使う銃の特徴やポイントについては以下の記事で解説しています。クレー射撃用の銃をお探しの方はぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は猟銃の値段について解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- 猟銃は新品で「20万円〜30万円」のものが多め
- 中古銃であれば「3万円〜20万円」で入手できる
- 猟銃は「何をしたいか」から選ぶ
- 狩猟であればまず、「狩りたい獲物」で銃を選ぶ
- クレー射撃であれば「競技の種類」で銃を選ぶ
これから銃を買ってみたい、銃選びで困っている、2丁めを考えているけれどイマイチ選ぶポイントがわからない。そのような悩みを抱えている方はぜひ「シューティングサプライ」へお越しください。
記事では語り尽くせなかったマニアックな部分までわかりやすく紹介し、あなたにあった1丁を一緒に探せればと思います。
営業時間 | 9:00〜18:00 |
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定休日 | 日曜日 |
連絡先 | 0166-63-5210 |
住所 | 〒070-8044 北海道旭川市忠和4条6丁目3−5 |
駐車場 | あり(3台程度) |
狩猟のギモン、YouTubeでお答えします
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「鹿を仕留める時のコツはある?」
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上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
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