1922年創業の銃器メーカー『マロッキ』は、買収を繰り返すことで多様化し、製造を中心とした多くの分野において着実に成長してきました。
そんなマロッキの事業の拡大と成長を支えていたのは「ショットガン製造の技術力」でした。
そこで今回は、「狩猟・スポーツ用の高級ショットガン」を専門とするマロッキの歴史や特徴についてご紹介します。
狩猟用の銃を探している方、特にショットガン好きな方は、ぜひ読んでみてくださいね。
マロッキ(Marocchi)とは
イタリアの銃メーカー・マロッキ(Marocchi)の歴史や沿革
1922年にステファノ・マロッキ(Stefano Marocchi)によって設立された「マロッキ」(現会社名:C.D. EUROPE S.R.L.)は、創業以来、狩猟・スポーツ用の散弾銃を得意とするイタリアの銃メーカーです。
もともとマロッキは、高品質部品メーカーと提携してビジネスをスタートさせましたが、やがて「Holland&Holland(ホーランド&ホーランド)」や「Anson(アンソン)」との提携ビジネスへと移行していきます。
1957年には、セミオートマチックCo2ライフルがブリュッセルの国際発明賞を受賞。これがマロッキの転機となりました。同年、歴史上初の上下二連散弾銃(Over&Under)である名品「Marocchi SM57」を発表。多くの企業の目にとまり、次々に契約が決まったといわれています。
1970・80年代には多角経営を軌道にのせて、さらに事業が拡大。2008年にはイギリスの有名エアライフルメーカー「Daystate社」を買収し、ノウハウの蓄積とアウトプットに拍車をかけています。
マロッキ(Marocchi)の特徴
マロッキセミオートのすべてのラインに共通して言えるのが、その完璧な重量配分。自然な動きで扱えるショットガンであるために、厳密に設計されています。
サイズ感だけでなく素材にも工夫を施すことで、ショットガンのバランス配分は絶妙なものとなり、ショットガンが身体の一部であるかのように感じられます。
また、”クラシック”とも言える見た目も人気で、撮影映えするショットガンとしても広く認知されています。
もちろん見た目だけではありません。その精巧な内部の作りもまさに”イタリア品質”といえるもので、バレルは弾力性のある銅を使用、内部にはクロームメッキが施されており、狩猟やスポーツ射撃において、高い安定性を発揮しています。
各部品、銃職人が巧みに組み立てることによって、安全性、信頼性、耐久性を実現。取り扱いの難しい屋外でも安心の、携帯性を確保しています。
まとめ
イタリアの銃器メーカー「マロッキ(Marocchi)」のショットガンは、完璧な重量配分、精巧な内部、クラシカルで撮影映えするデザインが特徴的です。
見た目も性能もまさに”イタリア品質”ともいえるもので、ショットガン好きなら覚えておきたい一丁となるのではないでしょうか。
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