★はじめに★
民有地への車両乗り入れおよび鹿の捕獲は事前に地権者の承諾を得て行っています。発砲及び銃が露出している場所は道路上ではなく民有地内です。
有害鳥獣活動に同行して鹿の捕獲シーン及び撃たれた鹿の死骸が撮影されてます。
気分を害してしまう方はこちらでブログの閲覧をお控えください。
こんにちは!シューティングサプライです。
2021年12月は鹿の捕獲(有害鳥獣駆除)のためにオホーツク地方某所へ。
今回は、斉藤さんという頼もしい仲間が参戦してくれました。
斉藤さんは地元で活躍する地元の名手で、なんとあのライフルのスペシャリストことH氏の弟子なんです。
毎朝仕事前に鹿の駆除をしているという斉藤さん。2021年の12月時点で、なんとすでに250頭を超える驚異的な捕獲数を記録しているとのこと!頼もしいかぎりです。
出発は日の出前の6時頃。
※写真は店長の渡辺です。渡辺は有害鳥獣駆除活動は行えませんので、狩猟目的で入猟です。
まずは鹿の捕獲(有害鳥獣駆除)開始時間を待ちながら車を走らせ、獲物のアタリをつけていきます。
そしていよいよ解禁時刻となり、本格的に捕獲がスタート。無線でハンター仲間の現在地や鹿の動向といった情報をやりとりしながら狩場探索へ。
一日探し回っても一頭も見つからないこともあるのが当たり前と言われていますが、この日はラッキーなことに、捕獲活動開始直後に、さっそく斉藤さんが仕留めてくれました。
記念すべき一頭目は、若いオス鹿。すぐに血抜きを行い、食肉センターへ運ぶことになりました。
この日は、まだまだ斉藤さんの勢いが止まりません。
一頭目の処理が終わって再び狩場を求めて車を走らせていくと、斉藤さんのカンが見事的中。立派なオス鹿を発見し、一撃で仕留めることができました。
さらに鹿探しは続きます。
「そろそろお昼時だから、さすがにもう鹿を見つけるのは難しいかな」
と斉藤さん。
しかしなんと、オス鹿を仕留めたその道すがらで、またもや別の鹿を発見!
すぐに射撃へと移行し、ワンショットで獲物を沈めます。
3頭という成果をひっさげて、いったん昼食に。午後の部がスタートすると、次は林道に深く深く入り込んでいきます。
しかし昼を過ぎると、鹿たちはなかなか姿を見せなくなってしまうため、なかなか好機に恵まれず……。山に入っては出て、また次の山に入るというのを根気強く繰り返していきます。
道中では、熊の足跡を見つけたり、倒木が狭い道を塞いでしまい、泣く泣く折り返したりするなど、ハプニングにも見舞われました。
しかしそれでも、なかなか鹿の姿を見つけることはできません。
「一日中山に入っていても鹿を見つけられないことはザラ。そんなときはたまに、“俺、こんな山奥で何してるんだろ”って空しくなるときもあるよ(笑)」
そう考えると、午前中に遭遇した3頭の鹿はまさに奇跡的な確率といえるのかもしれませんね。
「実際、一日のうちに3頭を仕留めるなんて、そうそうないことだよ。しかも短時間のうちに3頭だからね(笑)取材の日にこんなに獲れるなんて、運が良いね」
そして日も暮れかかってきた15時過ぎ頃。そろそろ今回の鹿の捕獲(有害鳥獣駆除)もお開きかという雰囲気になってきました。
「最後に一ヵ所だけ、気になる場所があるんだよね」
そう言うと斉藤さんは、山を出て、とあるスポットへ車を走らせます。
「いたわ」
……え、どこ? 思わずシューティングサプライ取材班はあたりを見回します。が、素人の取材スタッフには見つけられません。
斉藤さんはすかさず鹿笛をくわえて車を降り、ライフルを静かに構えます。鋭い眼光の先には、豆粒ほど小さい影がポツリ。
え、あの小さな影が鹿なの? と首をかしげつつも慌ててカメラを回す取材班。
遠くのほうで佇み、おそらくこちらの様子をじっと見ているであろう鹿。ライフルを構えたまま微動だにしない斉藤さん。不気味なほどの静寂。木々のざわめきや鳥のさえずりさえ聞こえません。まるで静止画の世界に入り込んでしまったかのような錯覚に囚われます。
そして沈黙を破る一発の乾いた銃声と共に、小さな影が揺れながら倒れてゆくのをハッキリと確認することができました。
距離にして324メートルの鮮やかなロングショット。本日の鹿の捕獲(有害鳥獣駆除)で最長距離を記録しました。
まさか4頭目を仕留めることができるとは!よもやよもやのサプライズでした。
今回の鹿の捕獲取材は、斉藤さんが大活躍した“撮れ高祭り”状態でした!
斉藤さんは翌日も朝から鹿の捕獲に出掛けるとのこと。お、恐るべし体力……!
おかげさまで、今回は2021年を締めくくる非常に刺激的な取材となりました。
斉藤さん、取材協力本当にありがとうございました!シューティングサプライ取材班一同、またお会いできる日を楽しみにしております!
※写真は店長の渡辺です。渡辺は有害鳥獣駆除活動は行えませんので、狩猟目的で入猟です。
そしてシューティングサプライは、2022年もお客様に喜んでいただけるよう、YouTubeチャンネルのコンテンツ配信や商品ラインナップの拡充にさらに注力してまいります。今後ともシューティングサプライをどうぞよろしくお願いいたします!
狩猟のギモン、YouTubeでお答えします
シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。
「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」
上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
コメントを残す