クリステンセンアームズ サミットカーボン。試射したのは命中精度が飛躍的に高いモデルで100m2分の1MOAを保証しています。
クリステンセンアームズ サミットカーボン
このライフルはクリステンセンアームズのサミットカーボン、
300ウィンチェスターマグナムです。
スコープはリューポルドの6.5から20倍のバーミントハンターをつけています。
リングはバジャーオードナンス。
バジャーの30ミリチューブ仕様の一番低いものです
一番低いものでもやはりこれでもあいてしまうのですが、射撃場で撃つ分には高さに不満はありません。
【】
薬量は、
IMR 7828 を80グレーンチャージ。
今、撃ったのが78グレーン。
次は80グレーンでどっちがまとまるかをみてみます。
弾速は3,200fps。
【試射 9発】
これが IMR 7828を78グレ-ンですね。
それで3発ずつ合計9発撃っています
78グレーンですと弾速は 3,120fpsから3150fpsというところでしょう。
これが80グレーンですね。だいたい同じようなグループになっていますがこっちは3200fps、弾速が出ています。
やはり命中精度を最優先しますのでこちら(78グレーン)を採用します。
薬莢はノーマ。
ノーマの300ウィンチェスターマグナム。
雷管は cci のラージマグナム。
弾頭は DGA 30です。
弾頭重量は168グレーン。
悪くないですね
この銃の特徴なんですけれども、銃身もストックもすべてカーボンです。
カーボンの特徴としては、まず軽い。
この太さで3キロしかありません。
ですから、非常に軽量でよく当たる、ということですね。
ライフル銃は、銃身が太くないと命中精度が良くなりません。
これはバレルのバイブレーションの関係ですが、
太い銃身でなければ当たらない、ということは、
軽い銃は当たらない、ということが常識でした。
軽い銃 は銃身を細くならないと軽くなりませんので、やはりその命中精度が良くならない。
ですから、この銃は画期的だと思います。
軽くて銃身が太い、だからよく当たる。
しかも300インチスターマグナム連射してもですね、10発射撃でも全然バレルが熱くなりません。
20発30発連射してもしっかりと握ることができます。
普通ならもう大やけどするですけれどもね。
面白いことに気がつきました。
300インチスターマグナム、168ぐらいの DGA の弾頭をですね、
3150フィートから3200フィートで 飛ばしているにも関わらず、
マズルブレーキをつけなくてもいいということがわかりました。
今回マズルブレーキをつけてません。
反動が30-06と同じぐらいしか来ません。
これだけ軽い銃で反動がショックが、300ウィンチェスターマグナムにも関わらず30-06と同じぐらいの反動ということで、ちょっと自分でも驚いてます。
非常に撃ちやすい、打ちやすいマイルドな反動の銃です。
グルーピング非常に良いです。
100メートルでこれだけにまとまっています。
これはもう500m から700m。
十分ネックショットができます。
クリステンセンアームズのライフル銃は実は15、6年前からありました
しかしなぜ私が今回初めてこの銃をを扱うことになったのかということはいくつかの理由があります。
まずアクション、機関部がオリジナルになりました。
去年まではレミントンのモデル700を流用してました.
今年からはクリステンセンアームズのオリジナルのアクションで、
スコープベースが、インテグラル( アクションと一体式)になっています。
信頼性が非常に良くなってますね。
そしてもうひとつの理由は弾倉です。
着脱弾倉になったということです
今まではヒンジプレートの下側の蓋が空くタイプでした。
一般的なタイプでしたが、今年からはこうやって弾倉を外すことができる、ということが非常に大きな特徴ですね。
ボルトもオリジナルですが、トリガーにジュールが付いてます。
オプションなんですけれども、ジュールは私今撃ってみて必要ないと思いました。
もう一つの銃はですね、新しいチムニートリガーがついています。
スタンダードはチムニートリガーです。
チムニートリガー、最近はものすごくいいです
引き味もとっても良いトリガーになっています。それで十分だと思います。
斬新ですね非常にカーボンの模様が銃身にまでついていて、非常に斬新な雰囲気がします。
何よりもうこの軽さですよね。
これだけ太い銃身でこれだけ軽いというのは本当にありがたいです。
山を銃を担いであるくと、50グラでも軽いと助かるんです。
これだけ軽いとですね、山を担いで歩くのも全く苦になりません。
すごくいい銃だと思います。
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販売開始から年数が経っても人気のクリステンセンアームズサミットカーボン
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