クリステンセンアームズをIWAにもブースを出しているのでショットショーに引き続き詳しく説明を聞いてみる。
アクションは昨年までのレミントンM700の流用だったのが今年から全く新しいものになった。スコープベースが一体式になったことで大きな進化と言える。ステンレス製で重量はさらに軽く設計されています。
銃身はカーボン製だが強度はスチール以上であり、銃身命数も同様であるとの事。万一、銃身を交換せざるを得ない状況になった場合でも、1台ごとのスペックが記録されているので可及的速やかに銃身を送ってくるそうだ。
マズルブレーキはオプションだが取り外すことができ、同じくチタニウム製のマズルガードキャップに付け替えておくことができます。
銃床もクリステンセンアームズオリジナルであり超軽量の上、強度的に充分である。カーボンファイバーの繊維模様がそのまま浮き出ており、非常に斬新なイメージを受ける。
弾倉は無論、着脱式でありボルトは90度。開閉角。ボルトリリースボタンはレミントンM700を踏襲せずサイドボタン方式である。
狩猟に使うライフルは軽いに越したことはありません。しかし軽くすればするほど銃身は細くなり発射バイブレーションが大きくなって命中精度に影響を与えてしまう。
クリステンセンアームズは最も難題だったこのことを解決してしまった。1MOAの精度をメーカーが保証している。銃床もクリステンセンアームズオリジナルの特殊なシンセティック銃床にすれば、重量をほとんど増やさないで価格を10万円以上下げることができます。狩猟用ライフル銃としてこれ以上のものは無いでしょう。
すでに数台の発注をしているので入荷しましたら実射を行い、リポートをしたいと思います。
今回のIWAは前回以上、新製品の発表が少なくリポーターの方々も苦労しているようです。駅に通じる橋の上にオルガン弾きのおじいさんを見つけました。ああ、今年のIWAも、やっと終わったと気力が、ふっと抜ける感じがしました。明日はロンドンに移動して、その後パリにさらに移動し、GK Pro社との打ち合わせをして帰ります。
狩猟のギモン、YouTubeでお答えします
シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。
「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
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上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
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